マンチェスターのパンク・バンド、バズコックスから派生したマガジンのデビュー作♪’78年です♪退廃的なんだそうですが、レモンにはどこをとってデカダンなのかわかりません。。。
マガジンの歌と演奏で思い浮かべるのは、’60年代の終わり頃〜’70年代初め頃に放映された、チープなUSAコミックのアニメです♪舞台はいんちきカー・レースだったり、お化け屋敷のドンチャカ騒ぎだったり、しかも吹き替え声優さんたちがこれまたなぜか名古屋弁だったり東北訛りだったり♪ギャグはホント寒いのですが、なぜか観てると高揚してきたもんです♪
この意味不明なワクワク・ハイ・テンションにさせるのは、なんといっても人を喰ったようなハワード・デヴォトの歌、そしてビコンビコン跳ねたりビヨヨ〜〜ンって伸びたりする、ぜんまい仕掛けのような演奏のたまものでしょう♪当時パンク界のピンク・フロイドと評されていたですね♪それはあまりいかしていないという皮肉混じりな物言いでした。。。でもとんでもない!めちゃいけてます♪感覚的に、フロイドの二作目でシド・バレットがかかわった2曲に通じます♪CORPORAL CLEGG そして JUGBAND BLUES が十年の眠りから目覚めた感じ♪
シンセがひょうきん過ぎる MY TULPA とか、パンクをおちょくったパンクな RECOIL とか、もおウヒョウヒョのバッキバキ〜ン!です♪